ステージ1-1

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「なーんか…ご都合主義みたいで嫌なんだけど仕方無いや」 愚痴を吐きながら渋々剣に付いた宝玉に細工を加える 細工の内容は単純に説明してしまえば限定した質量操作 アキトの魔力等に反応して発動させ、持ち主のみ軽く持てるようにする魔法だ 術式自体は重量操作と個人の識別及び認証魔法、それに飛行魔法用の浮力付加の組み合わせ 魔法陣にすると半径50mぐらいのでさかになるのだが、そこは自称神様を名乗るくらいなので小さい剣に魔方陣を詰め込むぐらい雑作も無い 一応この短縮もオーパーツやオーバーテクノロジーに当てはまるが、今回勇者に与えても良い範疇におさまる よく出来すぎている コレがご都合主義みたいだと言った自称神様な彼の本心だ 「はい、これで持てるから」 調整をし終え、つい軽く剣をアキトに向かって、ぶっきらぼうに投げる 当然戦闘経験の全く無いアキトはそれに簡単に刺さってしまい気を失った
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