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Kside
鏡を見ていたら…
タタタタタ‥バタン…
うわっ‥誰か来た。
びっくりして とっさに個室に飛び込んだ。
「お~いK。いるんだろう?出てこいよ。」
Aだ…。
どうしよう。
「う‥ん。」
おずおずと中から出ていくとー。
「お前どうしたの?なんで俺を避けてるの?俺 意味わかんねーんだけど。俺なんかしたか!?」
「‥何も…してないよ。」
「だよな。じゃなんで避けてんの?ちょっと来いよ。」
とぼとぼとAの後をついて行った。
休憩室に座ると コーヒー缶を渡された。
おとなしく 飲みながら‥。
「なあK 俺さ お前が気になって仕方ないんだよ。避けたり無視すんなよ。頼むからさ。」
「気になるって‥?」
「なんつーかさいつも目で追ってんだよ。そしたらさシカトだろ‥。俺ショックでさ。」
俺だって見てるよ。ちらちらさ。
だけど 目合わせたらさ ヤバいんだよ。
「また 俯いて こっち見ろよ!」
至近距離に来て 顔を両手ではさんで 持ち上げられた。
え… この近さ‥
Σわっ‥どアップ!!
覗きこむなよ 綺麗な顔でー////
「あれ?なんで真っ赤になってんの?」
「A…ち‥近すぎ。」////
「あ?俺のせい?」
「うん…。」////
A見たら こうなるから見ないんだよ。
「なんで?なんで赤くなるの?」
「。。。。さあ?」
「わかった!!俺のこと好きなんだ!なんだよ~照れんなよ~。」
と わかってんだか わかってないんだか知らないけど 茶化して ズバリ言われた…。
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