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第1章─初めての街─
クランとカイトは、ガオラキアの森から旅立ち、近くにある学園都市…『サイランカ』に向かった。
が、サイランカに向かう途中魔物に襲われた。
その魔物の名はウルフ。
狼に似た好戦的な魔物だ。
だが2人は何気ない感じに倒した。
とどめは、クランの魔神斬で倒した。
クラン『ここって何だ?』
カイト『分かんないよ…だって初めて森から出たんだよ?』
クラン『そうだったな…』
2人が広場でアワアワとしていたら、1人の女性(とは言っても、見た目はおばさんだ。)が現れた。
?『どうしたんだい?』
クラン『あ…あの…ここってどこですか?』
?『おや?旅人さんかい?』
クラン『そういう所です。』
クランは後頭部の髪をポリポリとかいた。
?『私の名前は、ケイトです。』
そのおばさんはケイトと名乗った。
クラン『ケイト…さん、ここってどこですか?』
クランは最初に訪ねた事を繰り返した。
ケイト『ここはサイバッ…ではなくて、サイランカですよ…』
ケイトは首を横に振ってからこっちを向き直り、この場所の名前を教えてくれた。
クラン『ありがとう!』
カイト『ありがとう。』
ケイト『いえいえ…』
ケイトは微笑んでから、どこかへ去ってしまった…
カイト『…クラン…あの人ハーフ人だよ。』
クラン『え!?』
クランは目を見開いて驚いた。
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