第一話 ~B7強襲~

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ダクト底部に着地するや否や両肩に装備されている散布ミサイルとチェーンガンを構える。 「くううぅぅらあぁぁえええぇぇぇ!!」 雄叫びを上げながらおびただしい弾幕を展開した。と、言ってもただミサイルとチェーンガンを撃っただけである。通信越しにスミカさんに「五月蝿い馬鹿者」と文句を言われた。今度から自重しよう。 まあ、その弾幕のお陰で目の前のソーラーウインド2機が派手に爆散した。結果オーライだな。  残りのセルジュークをロックするため索敵していると爆散したソーラーウインドの煙の中から、勢い良くセルジューク3機が右手に装備している射突ブレードを構えて襲いかかって来た。 「うぉっ!?」 驚いて弾幕を展開しながら後ろへ緊急後退する。 奇声を上げながら無我夢中でチェーンガンを連射。結果セルジューク達は脚や腕や頭部を撃ち抜かれて停止した。 い、今のは危なかった…。ネクストと言えど射突は不味い…
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