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『…ぁぁ、ぁぁああ!?』
叫び声が悲鳴に変わる。切り裂かれた隔壁の中から野生のセルジュークが4機飛び出してきた!!
夢中でブレードを形成している左腕をブンブン振り回す。
迫り来るセルジュークとソーラーウインドをちぎっては投げちぎっては投げちぎっては……
気が付けば施設の最深部に近い格納庫に立っていた。
気が付けばAPが20%を切っていた。あれ左腕が無いぞおかしいなぁ。
『セレンさん帰らせて下さい。お願いです。帰りたいです。』
『馬鹿者、後一区画だぞ。根性を見せろ。』
『僕はもう無理です。帰ってセレンの手料理食べたいです。』
『報酬が入らないと、今日ももやし炒めだけだぞ。』
『…っく。』
『…まぁ良いさ報酬分は働いただろう。輸送機を向かわす。撤退しろ。』
『イエス!マム!』
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