第一話 ~B7強襲~

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よし帰ろう。今すぐ帰ろう。機体を反転させ出口へ向かった。 『帰るまでが遠足だ。気を抜くなよ。』 『イエス!マム!!』 《ネツゲンセッキン テキデス》 AIめ良くやったぞ。くそ、涙出てきた。 レーダーを確認すると、残っていた区画からワラワラと無数の熱源が此方へ向かって来ている。 この反応はセルジュークか速度速いな畜生。というか何でトーラスがセルジューク使ってるんだよ。グループ内のノーマル使ってやれよゲッベルトとか。 文句を言っている間にソーラーウインドをリンチした区画にたどり着いた。 『なん…だと…?』 来た時には開いていた筈の隔壁がキッチリと閉まっていた。しまったブレードが無い。機体をタックルさせたが隔壁はビクともしない。ライフルとチェーンガンで穴を開けようとしたが、そうこうしている内に大量のセルジュークが区画内になだれ込んで来きた。
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