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「…ん…」
気付くと私は部屋のベッドの中にいた。
「っ…嘘っ―」
その横で
すばるも眠ってる。
「ん~?あ、こころ起きてたん」
「何…で‥?」
「どうしたん、そんな間抜けな顔して(笑」
すばるはそう言って笑った。
私はそっとすばるに触れた。
「っ‥。すばるっ…」
私は抱きついた。
「なっ‥何やねん急に」
「‥ずっと…会いたかった」
「……ごめん‥な‥」
すばるは私の頭をポンと撫でた。
「でも‥どして…?」
「…去年はクリスマス‥一緒に過ごせんかったやろ。お前きっと泣いてるやろおもて。今日から2日間だけ…一緒におろうや」
すばるは
泣いてばかりの私の為に
天国からわざわざきてくれたの…?
「すばる…」
「ほら、せっかく来たってんから笑え!んで、着替えて行くで!」
すばるはそう言うと
強引に私の手を引き外へ連れ出した。
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