人生最悪の日

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これは高校の時の話です。 私「ただいま帰りました」 姉「ん? お帰り。帰り10時とは遅いな」 私「部活ですから仕方ないですよ。それよりえらくテンション低くないですか?」 姉「今日最悪だった」 私「どうしたんですか?」 姉「登校中……変質者に会った」 私「うわ……最悪ですね。こんな田舎にまでそんな人いるんですね」 姉「いきなり下半身みせようとしたから目を避けたんだけど、小さく悲鳴あげたのが自分を許せなくてな? 変質者を追いかけた」 私「えwwマジですかww」 姉「あぁ。相手も自転車で逃げたんだが、ずっと追いかけた回してやった。逃げられたけどね」 私「え!? ジャッカル並みの脚力の持ち主と噂の姉さんから逃げおおせたんですか!」 姉「たち漕ぎしたら追いつけたんだろうけどね」 私「何故ww座ったままww」 姉「普通に考えてんの、たち漕ぎで追いかけられるより、息を荒く睨みながら座り漕ぎして追ってくる女子高生のほうが怖かたい?」 私「確かにww」 姉「んで、逃げられたから高校行ったんだけど、まるまる一時間遅刻した」 私「あんたwwどんだけ追ってたんですかww」 姉「あ? あんたって誰や! 姉さんだろ姉さん!」 私「え……あ、……お姉さん」
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