千春の歌声

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「ありがとぅございましたあ!」 あたしは歌い終わるとそう言って舞台袖にはけた。 「ちーちゃんおつかれさま!」 優花があたしに抱きついてきた 「おつかれ!」 すると直也もきた 直也には感謝しなきゃね… 「直也ありがと!HARUの歌をキーあげて歌えってことだったんだよね!」 「おお!伝わったらいいけど、お前、やっぱうめぇな!」 へ? 「ちーちゃん、歌すっごくうまかったよ!!これからカラオケ誘いまくるから!」 「それだけはご勘弁を…(笑)」 あたしと直也、優花が喋っていると 「千春」 あたしは やっぱりばかだ あなたが呼ぶと他のことなんかみえなくなる あたしは その声がきこえた方へ振り返った
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