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終わった…
この時ばかりはそう思った
「いけっ!!セレスチャル!!」
甲高い少女の声がした…
「!!」
「力も無いクセに、無理強いし・す・ぎっ!!」
空飛ぶサーベルで敵を一刀両断した後、俺の方を向いた
「仕方無い…このナナエル様が助けてあげる!!」
「てん…し!?」
「そっ、光明の天使ナナエルよ!!」
それが、彼女との出逢いだった…
「あんた、名前は??」
「セロ…」
「セロね…中々良い男じゃない。私の千年王国が出来たら、親衛隊くらいならしてあげても良いよ!!」
目を閉じて
左手を腰に当て
右手は唇付近に当て
ちょっと微笑む
「冗談言ってる暇は無いんだ。もう行くよ。ありがとう。」
「ちょっと待ちなさい。」
「グエッ!!」
無理矢理服を掴まれ、首が締まった
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