1章

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唯(あーもう朝練めんどくさいな) 誰もいない教室でそんな事を思っていた ―――――‐‐‐ 「「お願いしまーす」」 今、社会の授業が始まったとこだ 唯(あっ一之瀬先生だ なんか変に緊張するな) 今日の授業は 第一次大戦後の風刺絵を書こう というものだった 唯(えーどうしよー…今日は前の席の子休みだしなー) 唯は1番後ろの席だから相談する人がいないのだ ガタッ 唯(え、だれ?) 誰かが前の席に座った ?「決まった?」 唯「…!えっあっまだです」 座ったのは、一之瀬先生だった 唯(うそっ!どうしよっ!心臓がやばくなってきた!) 和「んじゃあさ、こことか…」 唯(頭の中に入ってこないよー!) 唯「はい…分かりました。ありがとうございます」 唯は素っ気無い返事しかできなかった その後は話しかけられなかった。 唯(なんでいつも冷たくなっちゃうんだろ) その時間はずっと凹んでいた .
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