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人々はこう叫ぶ
「VOCALOIDは“機械”なんだろ!?人間に恨みをもって火をつけたに違いない!!」
「所詮、“機械”だ!!何を考えているか分からない!!」
と…
「そんなの…っ、ただの当て付けだ!!」
「この子達はあなた方を恨む処か親しみをもって接しています!!犯人はこの子達じゃない!!」
マスターも負けずに叫ぶが人数の差もありとても不利
消防隊も全力を尽くして火を消している
街の人々もマスター達も何も出来ない
ただ…
村の人々は追い出そうとするだけ…
「とにかく、出ていってくれっ!!この先、またこんな事があったらたまらん!!」
「「「マスター?」」」
「「……っ」」
この先の事を考えたらこの子達は差別されるのではないか…
街の人々から軽蔑の目で見られて、家に隠りっきりになるのではないか…
それならまだしも、苛められたりするのではないか…?
それなら…
「分かりました。明日にはこの子達を連れて出ていきます」
「当たり前だ!!さっさと出ていけ!!」
明くる日、出ていく者達…
火はあれから、5時間後に消しとめられた
他の街からの応援もあったから…
街は半分ぐらいの家や店が全焼し、残りは全焼はしなかったが焦げ跡やら破損が激しかったという…
すべてはVOCALOIDのせい
この街にVOCALOIDはいてはいけない
すべてはあの火事のせいだった…
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