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川崎 昴、自分で言うのもどうかと思うが頭も良ければ顔も良い。だけど【恋】だけは分からない。今までたくさん告白されたけれども付き合った事は無い。彼女なんかいらない。僕はそう思うからだ。
「昴ー、朝食出来たわよ?降りてらっしゃーい」
静かな2階の部屋まで届く母の声。その声がいっそう静けさを感じさせた。
(さっさと着替えよう)僕はリビングに足を運んだ。いつも通りの日常。何一つ変わらない。それはそれで寂しいかもしれない。
「いただきます」
朝食を口に運んだ。
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