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青のジャージ男がポツンと言った。
「おい、妹子ぉ~…
いくら飲みすぎたとはいえ
ちょっと酔っ払いすぎじゃないの?」
前を向いたままそう言い、
左手で鼻の頭を軽く掻いた。
赤のジャージ男は
かなり酔っているようで、
顔は真っ赤に染まり
ヒックヒックとしゃくりあげながら
笑ったり怒ったりしている。
繋いでいる手に
重心をおいているため、
頭が垂れ下がり
髪の毛の先が
地面すれすれのところまできている。
赤いジャージの男が
ニヤニヤしながら喋る。
「なんれふかぁ~~太子ぃ??
よぉーく聞こえませんよお??
…………ヒック…」
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