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私は、中学時代の同級生が一人もいない女子高へ進学した。特に、中学時代のことがあって、私は男性不信・男性恐怖症になっていた。入学してからすぐに新しい友達ができた。誰も私を知らない、それがなにより気楽だった。高校は、家から電車とバスを使い1時間くらいの場所にある。
高校1・2年のときは、担任が良い先生で、親身に話をしたり聞いたりしてくれた。私が保育の道に進もうと決めたのは、この時くらいから。中学時代から考えてはいたけど、はっきり目指そうと決めたのは高校からみたいなもんだ。しかし私は、ピアノを習っていなかった。大分遅くなってしまったが、高2でピアノを習い始めた。最初は苦痛で休みがちだった。楽譜はまともに読めないし、今もそうだが、楽譜を見ながら弾くことができない。だからいつも暗譜しないと出来ない。正直ピアノは、私の中では義務的な物でしかない。
私の高校は学科別に別れている。私は保育福祉のクラスだった。保育園や幼稚園、福祉施設を見学したり、ピアノや保育の授業があった。
高校時代、休日はほとんど家に閉じこもっていた。いわゆるヒッキー。そんな私が、高2で自分のパソコンを持てるようになった。
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