高校時代

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何気なくアクセスしたチャットサイト。それが今の私には大切な存在になっている。  高3で、進路決定、受験の時期がきた。私の通っていた高校には、保育科のある附属の短大がある。保育に進もうとしている生徒は、みんな附属の短大を希望した。しかし私だけ(?)は、保育科のある四年大学を希望した。毎日のように、担任から何故そっちに行くんだと言われた。別にいいじゃないか、私の人生なんだから。担任は、私をどうしても附属の短大に入れたかったらしく、三者面談でもハッキリ、私の希望している大学には入れない、無理だろうと言われた。  しかし、私は無事希望していた大学に合格した。担任は、おめでとうの一言も言ってはくれなかったが、私はザマみろと思った(笑)唯一、1・2年のときの担任は、手を握って喜んでくれた。  特進クラスでの進学者はいたが、保育科でその四大に進学したのは私が初めてだったらしい。  高3になったとき、私は二人の友達と出会った。一人は難聴だった。いつも三人で遊んでいて、私の大切な友人だ。私の残りの高校生活は、二人の友人と出会ったお陰で、楽しい思い出にすることができたと思う。
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