8人が本棚に入れています
本棚に追加
私の記憶は3・4歳から。でも母から聞いてる、産まれる前の話から。
私には兄がいる。でも、お兄ちゃんはいない。昔保育園時代に、母から「お兄ちゃんはね、ママのお腹の中で死んだのよ。」これが流産だったと知ったのは、小学校入ってからだった。けど、私にはお兄ちゃんはいると今でも信じている。
私は一人っ子。だから、いつも一人で遊んでいるのが好き。もちろん友達もいたけれど。
小児喘息なんてよく聞く病気だし、そんなたいしたことはないのでは?
私が小児喘息になったのは4歳のとき。一週間、40度の熱が続いたという。記憶は、うっすらではあるけど、布団に寝ていたのを覚えてる。側には母と祖母がいた。
通っている病院では、ずっと風邪という診断だった。母はおかしいと感じ、私を総合病院に連れていったそう。結果は肺炎。後で母から「あと1日遅れていたら危険だった」と、お医者様から言われたと。母の行動がなければ、私は今、生きていないかもしれない。
それから、私の小児喘息との戦いが始まった。保育園は、月に1度しか行けない日もあった。
最初のコメントを投稿しよう!