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私は21歳の夏、思い切って心療内科に足を運んだ。それは、私の日常生活の中でおかしなことがいくつかあったからだ。
高校時代から、私は泣きじゃくることがあった。それは、一般の人に比べてはるかにひどいと、なんとなく自分でも自覚していた。親に本を投げ付けて泣きじゃくったり、大騒ぎしたり・・・。自分でもおかしいとは思ってはいたけど、なかなか病院にいく勇気はなかった。
行くきっかけとなったのは、大学で出来た友人がうつ病だったこと。親しくなり友人を知っていく中で、自分も足を踏み出してみようと感じた。また、学生相談も多く利用していたため、学生相談の先生からも"一度行ってみるのもいいかもね"と言われていた。
学生相談から言われたことを初めて母に話したときはショックを受けられた。母も自律神経失調症なため、私も言いたくはなかったが病院に通うには言いざるをえなかった。
そして初めての心療内科、診断結果は"うつ状態"と"不安神経症"だった。
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