私(自分史)

小学時代

　少し学年が戻るが、3年生のとき、私が入退院が多くて勉強が遅れていたため塾に入ることになった。家庭教師ということだったが、先生が妊婦だったため、先生の自宅に行って勉強していた。その先生は劇団もやっていて、私もその劇団に入ることになった。学校は休んでも、塾は行っているような感じだった。
　6年生のとき、宿泊学習があった。でも私は入院していて行けなかった。というか、行きたくなくて自分から病気になった。そんなこともできるようになっていた。家に帰りたいときは、体調不良(いわゆる仮病)を訴えることもできた。私はいつも顔色が悪かったらしく、先生にもバレなかった。
　小学校時代、色んなことがあったが、私は卒業を迎えた。塾は、卒業と共に辞めた。卒業式は涙も出なかった。早く帰りたかった。