世界観

2/2
前へ
/15ページ
次へ
1.魔法の実在 世界は観測不能の概念『マテリアル』に満ちており、その解釈によって魔法を発現することが出来る。 マテリアルには環境によってある程度性質の差があり、その性質の差を魔法使いは『火』『水』『土』『風』『光』に分類することで説明している。例えば海中においては『火』『風』のマテリアルに乏しく、『水』のマテリアルは豊富である等である。 『光』のマテリアルは特に『エーテル』と呼称し区別している。 マテリアルの解釈・操作能力を得る条件は『脳、或いはそれに準ずる器官を有すること』であり、魔法を発現出来るのは必ずしも人間とは限らない。 高等動物の共感作用にも連動しており、『他者の魔法に日頃接していると魔法を発現しやすくなる』という性質がある。 また、マテリアルの解釈・操作能力は脳の『想像力』にある程度比例する。 2.超能力について 他の種より明確に高い思考能力を持つ人間が、固有に獲得した世界干渉能力を特に超能力と呼ぶ。魔法とは違い人間以外には所有出来ず、完全な生まれつき。 どの人間にどのような能力が現れるかには規則性がない。 血筋にも環境にも因果関係がない全くの突然変異で、能力次第では脳を容易に使い潰して早逝してしまうことも珍しくない。
/15ページ

最初のコメントを投稿しよう!

7人が本棚に入れています
本棚に追加