蜜柑いろ

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それより俺の目的は!蜜柑なんだ!蜜柑が欲しいんだ! 「掃除しているのですか?」 え、先生がいたぁあ! 「床を拭くんだってしんすけが言ってた」 「そうなんですか?」 「あ…はっ…は……」 目を完璧に反らしてしまってる、バレバレだ すると先生は微笑んで懐から取り出した 「隣のおじいさんから貰ってきた蜜柑です、美味しいですよ」 俺と銀時に渡したら、先生は何処かに行ってしまった。なんか先生ってふらふらしてそうだ 「食べよっか」 「うん」 綺麗に蜜柑を剥いていくと銀時は食べていった 「………」 「………」 静寂な時間。静かにしているぎんときの顔が悲しそうに見えた 「今度蜜柑を採りにいかねぇか?」 「うん!」 誘ってやれば、笑顔が表れて嬉しかった。なんかヅラには申し訳ないな むきむきと皮を剥いていたら、銀時からとんでもない言葉が 「そういえばしんすけって可愛いな」 「え!?」 「うん、可愛い」 可愛いって何処を根拠に…と項垂れてるとあのヅラの叫びが聞こえてきた でもあの時お前にあってから胸の中のときめき、 出会ってしまったんだ (見つけたぞ…しんすけェェ!掃除しないかァァ!) (え…晋助はずっと…) (騙されちゃ駄目だぞ銀時!このチビはサボろうとしたんだ!) (そうなのか…チビ) (チビじゃねぇよ!なんでそこまで仲良いんだよ!) ++++++++ (銀時が晋助たちと仲良くなって微笑ましいと思いました。作文?)  
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