11人が本棚に入れています
本棚に追加
「うちの子は…口裂け女に拐われたんです…」
「口裂け女に?証人はいますか?」
「息子の友達が一緒に遊んでて見たと言っています」
「ちょっとすいません」
社長は話を止め、竜斗を手で呼んだ。
「茜ちゃんと、口裂け女の情報調べて」
「失礼しました。その依頼受けましょう。ただ1つ…警察に言ってないのなら、警察には内密にしてください。いいですか?」
静祢は、コクリとうなずいた。
「では、契約書を記入してください」
契約書を終えると、静祢は一礼をして帰っていった。
社長は契約書を愛に渡すと、竜斗と茜の元に向かった。
最初のコメントを投稿しよう!