THE WORLD END UMBRELLA

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Story in girl...4 扉を開けて、二人で転がる様に外へ出た。 そこには何もかもがある様に見えた。 色とりどりに咲いた花、深い青空。 それはどこまでも続いていて。 強い日差しも痛くなんてなかった。 気付かないうちに涙が溢れた。 涙でぐしゃぐしゃになって、それでも笑いながら肩を寄せ合った。 肌が焼けるのも辛くない。君と一緒に、ここに居られるだけで。 .
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