THE WORLD END UMBRELLA

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降り頻る雨と共に、二人は傘の塔へと辿り着いた。 閉ざされていた両開きの扉は押せば呆気なく開き、二人を拒みはしない。 誰も入ろうとしないのだ。 鍵などあってもなくても同じだろう。 その扉の向こうの、 .
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