THE WORLD END UMBRELLA

8/13
前へ
/21ページ
次へ
「風が、流れてるわ」 女の子は言った。 男の子は小さく相槌を打った。 足を止める事はなかった。 とても遠くまで来た様な、 或いはまだ走り初めて間もない様な。 絶望的に小さな二人を、誰が見つけることもなかった。 .
/21ページ

最初のコメントを投稿しよう!

13人が本棚に入れています
本棚に追加