転機

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 なぜ僕がこの問題に取り組もうと思ったのか?そこら辺を書いていこう。  僕は1991年にその産声を上げた。小学校卒業までの人生はごく平凡なものだった。  中学一年生の時、その後の人生を変えかねないような出来事が起こった。  数学の時間、角の二等分線というものを習った。そこでふと疑問に思った。"二等分ができるならば、三等分もできるのではないか?" そこで僕は、声を出して質問してみた。返ってきた答えは当時考えてもみないものだった。  「それはできないことが証明された」と、  それを聞いた瞬間、僕の中で何かが崩れ落ちるのを感じた。  そして心に誓った。  "僕がこの問題を解いてみせる"と
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