緑×黄

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呼ばれて部長のデスクに行けば、 「なあ、この前の報告書なんやけどここ、おかしない?」 右手は報告書、左手は俺の尻。 これでもか、というぐらいに揉んでくるからたまったものじゃない。 「分かりました。修正してきます。ですから、尻を揉むのはやめていただけませんか?」 「だって、錦戸くんのお尻、柔らかくて好きなんやもん。」 いや、語尾にハートつけられても困ります。 「離してくれなきゃ、仕事ができません。」 「もうええわ。仕事せんでもええから、俺の相手してや。」 そう言いながら、シャツの隙間に手を入れてきやがった。 「無理です。仕事があるので、その汚い手を退かしてください。」
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