緑×黄

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部屋に入ったとたんにベッドに押し倒され、キスの嵐。 チュッ、チュッ 「んっ、んふっ」 そしてあっという間に裸にされた俺。 その瞬間襲ってきたのは、恐怖。 やばい、泣きそう。 うっ、大倉さんの顔が滲んできた。 俺泣いちゃうの? そんなけとを思っていると、とうとう頬に涙がつたった。 「錦戸くん、泣かんといてや。」 「ウッ・・・グスッ」 「ごめん、もうせんから。こんなつもりじゃなかってん。」 そう言って頭を撫でてくれた。 その瞬間何か温かいものが注ぎ込まれたように、胸の奥が温かくなった。 そして、そのときの大倉さんの笑顔に胸が高鳴った。 end
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