19人が本棚に入れています
本棚に追加
/67ページ
これも小学1年の時のこと。
やっぱり生意気でやんちゃな子供だった私は、男の子だけではなく女の子にも喧嘩を売ることがあった。
その事件の原因は、多分下らないことだったと思う。
確か、校庭で遊んでいた時で、場所を空けてとか空けないとかそういう下らないことだった。
その女の子はよっぽど頭にきたのだろう。
なんと、私に向かって石を投げたのだ!
その子が投げた石は、私の額に当たり、あっという間に大量出血。
びっくりしたが、それでも私は自分の足で保健室へと向かった。
額からぼたぼたと血を流しながら廊下を歩く私は、注目の的だった。
幸い傷は小さく、出血もすぐに止まった。
額は小さい傷でも血がたくさん出るのだと、私はその時に身を持って知った。
その時の傷は今でも残っている。
今見るとぞっとするのだが、その傷は目の上、わずか1cmの場所!
一歩間違ったら目が見えなくなっていたかも…。
石は投げたら駄目です!
最初のコメントを投稿しよう!