2 人生初の流血事件

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これも小学1年の時のこと。 やっぱり生意気でやんちゃな子供だった私は、男の子だけではなく女の子にも喧嘩を売ることがあった。 その事件の原因は、多分下らないことだったと思う。 確か、校庭で遊んでいた時で、場所を空けてとか空けないとかそういう下らないことだった。 その女の子はよっぽど頭にきたのだろう。 なんと、私に向かって石を投げたのだ! その子が投げた石は、私の額に当たり、あっという間に大量出血。 びっくりしたが、それでも私は自分の足で保健室へと向かった。 額からぼたぼたと血を流しながら廊下を歩く私は、注目の的だった。 幸い傷は小さく、出血もすぐに止まった。 額は小さい傷でも血がたくさん出るのだと、私はその時に身を持って知った。 その時の傷は今でも残っている。 今見るとぞっとするのだが、その傷は目の上、わずか1cmの場所! 一歩間違ったら目が見えなくなっていたかも…。 石は投げたら駄目です!
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