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そんな事件があったにも関わらず、私のやんちゃぶりはとどまることを知らなかった。
これはその頃住んでいた団地での出来事。
私は友達と遊んでいたが、その友達と喧嘩になってしまった。
私は腹立ち紛れにその子の背中に向かって石を投げ付けたのだった。
石が命中し、怒ったその子は私にも石を投げ付けてきた。
その石は、なんと!
またもや私の額に命中したのだった。
再び流血。
私は額からだらだら血を流しながら自分の家へと帰った。
それを見た近所の男の子は、驚いて私の母にそのことを知らせに行ったらしい。
だが、私には誰も手を貸してくれなかった…。
私の家は4階だったが、私はだらだら血を流しながら、自力で階段を昇って行った。
そして、やっぱり傷は小さかった。
だから、石を投げては駄目ですってば!!
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