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山田side
さっきと変わらないバカ騒ぎ。
俺は1人で窓の外を見ていた。
窓ガラスを見ると、ちらりと見えた知念の顔。
瞬きもしないで、ぽけーっとずっと一点を見つめていた。
なんでか急に不謹慎にも笑いが込み上げてきた。
可愛いー…こいつ。
ファーストキスだったんだもんな。
考えていると、
光「なーに笑ってんのー?山田くぅーん?」
とニヤニヤしながら先輩たちが来た。
山「…っいや。別に。」
薮「別にないのに、なに笑ってんだよー。」
とかツンツンしてくる。
橋「知念のこと考えてたんだろー…」
と耳打ちしてきてかなりどきっとした。
山「っっえ…は?」
橋「お、ビンゴ?」
山「違っ…//」
図星なことを言われて、顔が赤くなる。
光「山田が赤くなってるーっ」
薮「写メ写メっ」
有「山田、どうしたの?」
山「いや、なんでもないって。」
やっとバスが現地に到着して逃げるようにバスを降りた。
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