特効薬は愛

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着替えをして、試合前のアップを始めた。 軽く汗を流して、試合が始まった。 相手は全国でも有名な監督を率いる強豪校。 試合が始まって10分後に 先輩のアシストでシュートが決まった。 光「俺ナイスパス。」 山「先輩パス高い。」 光「は?どこがだ?ナイスパスだろうが。」 山「頭にパスきましたけど…」 光「きぃーっ!生意気小僧が!もう絶対パスしねーぞ!」 俺は光くんを横目に走り出した。 その後、はっしーのロングシュートが入って二点目。 後半戦に入ると急に相手のプレーが荒くなる。 俺がドリブルをすると、 相手の足が俺の足に絡まった。 そのまま前に倒れ込む。 山「ぃ…ってー…。」 橋「山田、大丈夫?」 山「すみません。大丈夫っす。」 といって立ったもののかなりの激痛がはしる。 なんとか歩き出したが、歩く度に痛む。 すると、俺らのベンチから声がかかる。 多分歩き方が変だったのか俺をベンチに戻した。
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