わたあめのような

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教室について、席に着く。 鞄に入っていたチラシを眺めた。 その紙には、 部員募集と大きな字で書いてあった。 知「人手不足、マネージャー大大大募集…。」 めんどくさがり屋の僕は部活に入る気が全く無かった。 そのまま鞄に入れた。 龍「ちねーんくん。おはよう。」 と高校生になって新しくできた友達、 圭人と龍太郎、高地くんが来た。 その後すぐにチャイムがなってみんな席についた。 ちなみに圭人と龍太郎は軽音楽部に入るといっていた。 高地くんはどうするのかな? 前にいる高地くんの肩を軽く叩いた。 すると高地くんはゆっくり振り向いた。 高「なに?」 知「高地くんはさ、部活入るの?」 高「あー…うん。サッカー部に入ろうかなって。」 知「へ!?サッカー部!?」 と予測していなかった言葉に大きな声を出してしまった。 「なんだー知念。」 先生に少し怒られてしまった。 知「す、すみませんっ//」 前にいる高地くんも俯いきながら笑っていた。 高「サッカー部って…意外?」 知「あ、いや…そうじゃなくて…。」 高「…そう?なら良いんだけど」 高地くんは小学生の頃からサッカーをやってるらしくて、僕達の通ってる桜陽学園は部活が盛んらしくて、中でもサッカーが強いらしい。 高地くんがサッカー部ならマネージャーになろうかな。と少し思った。
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