わたあめのような

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グラウンドに戻ると、部員が心配してくれてた。 八「だっ大丈夫!?」 橋「わー山田ごめんーっ!!」 山「大丈夫ですって。」 ベンチに座り知念に手当てをしてもらった。 慣れない手付きで一生懸命やってくれてる姿を見て、不意に可愛いな。と思った。 その後、伊野ちゃんがどこが痛いか診てくれて、多分打ち身だけだと思うから、少し休んでれば治るとの事。 薮「馬鹿やろーうっ」 山「うお、あぶねーえっ!」 とボールを俺に飛ばしてくる薮くん。 薮「伊野ちゃんに触んなっ!」 山「俺が触ったんじゃないっすよ!」 薮「言い訳は無用。伊野ちゃんもこんな奴に触るなっ。」 伊「は?知るか。」 とツンツンしてる伊野ちゃん。 練習中にイチャこくなっつーの。 このバカっプルが。 しかも俺こんな奴ってどんな奴だよ。 高木くんみたいに遊んでないし…。 ふと、横を見るとグラウンドを少し微笑みながら見てる知念の横顔が目に入った。 ドキ と心臓が跳ねる。 そんな横顔がすごく綺麗で可愛いと思った
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