60人が本棚に入れています
本棚に追加
時計を見ると3時を過ぎていた。
寝返りをうつと、隣の姉の部屋から声が聞こえてきた。
誰かと電話をしているみたいで、笑い声がする。
「そうなんだよね♪…もう超可愛いの~❤
始めは誘っても駄目だったから、半分無理矢理みたいな❤
楓にはもったいないもん、私が食べてあげたの❤
初々しいし、楓の彼氏が来たらすぐに奪ってあげるって決めた!!
あ~あ、また来ないかな…」
そこまで聞いて、頭から布団を被った。
姉の本当の性格を知った気がした。
なんか、この家に私の居場所は無い気がした。
最初のコメントを投稿しよう!