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「つーか、俺の事シカトすんの?」
赤くなったオデコを撫でながら、店長を睨む。
「うるさい!
ちょっと黙ってろ」
「は~い↓」
落ち込み気味の高木が、椅子に座り直し、私の方を向く。
「カウンターじゃなくて、料理を作ったり、洗い物したり、部屋の片付けしたりって事。
それで良い?」
店長が言って、私はうなずく。
「俺らには、カウンターから全部やらせてるくせに!」
高木が言った。
「表に出たら、お前が嫌だろ?
声かけられたり、ナンパされたりしたらどうする?」
店長が高木を横目で見る。
「したら、速攻殴る」
笑顔の高木に呆れてる店長。
二人の仲良い感じが面白かった。
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