笑顔

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「高校はこっちが良くて、春から戻って来た。 今、いとこの家に居候中でさ、バイトして生活させてもらってるんだ。 明日、学校終わったら速攻で迎えに行くから、一緒にバイト行こうな。 じゃ、暗くなる前に帰ろうか。 親厳しかったでしょ?」 二人で再びバスに乗った。 「携帯貸して。 俺の番号入れておくから、メールとか電話しようね」 携帯を構い、笑顔で私に返却してきた。 携帯を握りしめながら、バスの外の向日葵を見ていた。 なんか、複雑な気持ち。 昨日から付いてないな…
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