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次の日から、バイトがある時は必ず迎えに来る高木。
先輩と二股かけていたと、噂がたち始めた。
別に関係ないけど。
「楓ちゃんの顔恐い!!」
「亜沙美さんの顔の方が恐い(笑)」
「あ!言ったな~」
カウンターのお姉さんとの会話。
お姉さんは亜沙美さんと言って、大学に通いながらバイトしている。
明るい性格で、笑顔が眩しい人。
このカラオケで働いている人は、とても明るくて気さくな人が多い。
店長が明るい職場を目指しているんだって。
だから一回断られたんだと、後になって分かった。
「楓ちゃんの笑顔、私好きよ❤
いつも笑ってれば可愛いのに」
そう言って私の両頬を指で挟み、横に引っ張った。
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