笑顔

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「亜沙美さん、俺の楓ちゃんを口説かないでよ」 手にジュースを乗せたお盆を持った高木が来た。 「楓ちゃんは私のだよ!」 「は? 亜沙美さんにはあげないし」 この冗談はいつもの光景。 バイトしている時は、家の事が忘れられて、いつも笑っていられるから好き。 そして、バイトの終わった後で、休憩所で二人お茶して帰るのが日課になっている。 この時間も好き。 店長が居る時は、三人で笑い合う。 二人の絡みは、お腹が痛くなるくらい笑える。
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