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その後、高木は三人に質問責め。
私は一人、冷えた麦茶を飲んでいた。
「……な?」
高木が私に話しをふるが、聞いていなかった!
「またフリーズしてるし(笑)
好きだね」
「ごめんなさい」
とりあえず謝ってみる。
「俺が休みの時にバイト先で一緒に勉強してるんだよな?
楓ちゃん、頭良いから、教えてもらって…楓ちゃんの勉強の邪魔してるかな…」
厳しい両親だと分かっている為に、私を庇い嘘をついてくれていた。
話しを合わせろという合図か、足を指でつつかれた。
「あ、うん。
復習にもなるし…」
「助かってます。
バイトで勉強出来ないから、分からない所とか教えてもらってて…駄目なら、もうやめます」
しょんぼりして、視線をテーブルに向ける。
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