一回表 怒れば投げるという、あれ

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「なんでウチらも…。」 「うぅ~。困りますぅ~。」 朱里の力でカズと桃井も仲間になった。 「うーん。結構集まったじゃない。ねぇ、さら!」 「ちょっと…強引過ぎる気もしますが…。」 「いいのよ。これで5人ね、次は誰を…。」 「待って、リコ。」 朱里が止めた。 「ん?朱里、どうしたの。」 「ただ人数を集めただけじゃ…お遊びの集まりになるかもしれないわ。顧問の先生、これが必要よ。」 「先生?」 「でも、了承してくださるんでしょうか…?」 「その辺のところはまかせて。私が先生を探してくるわ。」 「じゃあ、私たちはまた探してくるわ。さら、行くよ。」 「は、はい。」 「なんか…えろう大変なことに巻き込まれた気がするんやけど…。」 「いや、もう巻き込まれてるんですよぉ~。」 カズと桃井はそう呟いた。
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