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「な、なんだ!?」
男と一緒にいたレスキュー隊の一人が言う。
巨大な爆発音が響き、火口からキノコ雲が上がった。
「噴火だ……!早くヘリに乗るんだ!」
金髪の男が梯子に捕まり、上っていく。
しかし、山の頂上付近の風速は強く、なかなか速度が出せない。
あと5mほどでヘリに到着するというとき、ひとつの火山弾が、男をめがけて飛んできた。
その火山弾は、男の足元スレスレを通り、それと同時に縄梯子を千切り、男とレスキュー隊員達を引き離した。
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