Scene1.災害発生

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「な、なんだ!?」 男と一緒にいたレスキュー隊の一人が言う。 巨大な爆発音が響き、火口からキノコ雲が上がった。 「噴火だ……!早くヘリに乗るんだ!」 金髪の男が梯子に捕まり、上っていく。 しかし、山の頂上付近の風速は強く、なかなか速度が出せない。 あと5mほどでヘリに到着するというとき、ひとつの火山弾が、男をめがけて飛んできた。 その火山弾は、男の足元スレスレを通り、それと同時に縄梯子を千切り、男とレスキュー隊員達を引き離した。
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