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仕方なく僕は
地道に自転車を元に
戻して行き、
やっとこさ
駅のホームで電車待ち。
そして来た電車は
すっからかんで...
客が僕一人という、
ありえないこの状況…。
少々、
挙動不審な僕を乗せ
電車は次の駅へ。
すると...
明らか密度高い駅のホームが
目の前に。
“電車よ止まるな”と
一瞬願った僕の声を
さえぎるかのように開いた
電車のドアは...
地獄の門のようだった。
勢いよく入ってくる
人の山は
満員電車の中の満員電車。
そんな中で新聞を読み始める
サラリーマンの気が知れない。
これもタコ焼きのため、
これを乗り越えた先で
待つものもまた、
愛しのタコ焼き♪(*_*"
そう信じて
電車を命懸けで降りた僕は
タコ焼き屋まで
ひたすらダッシュ!!
そして
やっと目に映すことができた
「タコ焼き屋」の文字...
「すいません、
9個入りで
愛しのタコ焼き一つ。」
やっとー…やっとこの時が、
「はいよぉ。
一つ600円だよぉー。」
「はい♪…!?...????????」
おっ、お金がない!!?
なんで!?
てか!!
財布がねぇよ\(+×+)/
...持って来たはずの
財布が行方知れずじゃ、
タコ焼きどころか
帰るにも帰れない。
僕はタコ焼き屋を中断し
財布とタコ焼きを求め、
交番へ...
ところが
交番の中はモノけのカラ。
こういう大事な時に限って
警察さんは....
そう言って視線を反らした
先には
タコ焼きを食べる警察官。
「なんでやねん!!!」
タコ焼き食べんなら、
働けや!!っとは
なんだか言いにくい...。
だってタコ焼きの人気は
関西人の喜び/(~_~*
おっとこうしては
いられない!
タコ焼きが
僕を待ってるんだった!!
そうしてタコ焼き屋に
戻ろうとした瞬間、
足元で輝くモノが...
これは...
かの有名な銀色に輝くという
100円の金貨(*.*"
と思いきや...
おもちゃの100円。
なぜだか記念にポケットへ。
「んっ!?」
すると、本物のお金が。
財布はないのに
出てきた500円...
これこそ神からの
手ほどき(-.-*"
ありがとう!!神様ー♪
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