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心を打たれたというのはこう言ったことだろうか…。もともと脳の注文は少なくはないが、ニートという制限を受けたことはなかった。
─だから、私は聞いてしまった…。 なぜ? ニートなのか?
店員として最もしてはいけないことを…─
「ニートだから。どっかの人間ではつまらない。
だからニートのが欲しいのよ。」
きっぱりと、彼女はそう言った。
私はその時の彼女の瞳を見た。いや、見てしまった。
どこまでも深く、どこまでも無機質な瞳を…。
それと同時に、計り知れない程の恐怖…
『っっ、畏まりました…。』
声を出すのがきつい。息がきつい。彼女という存在がただ“怖い”
どうしてかはわからない。ただ彼女の瞳は私の心を見透かしたようで…
“コワイ”
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