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だから、早く帰って貰いたい。
それには、注文された物を出さなければならない。
“ニートの脳みそ”
ニート… つまり、無職の人間の脳みそを探し出す。幸い、男女の指定がないため少しは帳が増えた。
─そして、5分後…
私は目当ての“モノ”を見つけた。
手に持っている大型のカプセルの中に浮いている脳みそ。
そして、そのカプセルには
『春山 優 22才 無職』
と、書かれた紙がはられていた。────
私はそれを手に取り、
“彼女”のもとへ急いだ。
『お待たせ致しました。注文の品はこちらで宜しいでしょうか?』
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