日常っていうものが

7/8
前へ
/142ページ
次へ
起きたら朝だった。今日は学校だ…。 あのまま私は寝ちゃった…。 電話は今日しよう! 学校めんどくさぁ~。 そう、まだ学生。 普通の高2!17! 東神とは最低五つくらい離れてるなぁ…。 ダメだー!歳が離れすぎてたら恋愛対象外かも…。 …その前に男か。 なんていろいろ考えていたらいつもより学校が終わるのが早く感じた。 「すいません…先日第二次面接を受けた、南です。会長はいらっしゃいますか?」 連絡するのはなんかめんどくさかった。 というか、早く日常を変えたかったから…。 学校が終わったらすぐ会社に来てしまった。 「はい、25階になります。」 「ありがとうございます。」 エレベーターで25階へ。 この前みたいに心臓がバクバク…。 「失礼します。」 「あ、南さん!お待ちしてましたよ。…で、決心はどうおかたまりに。」 「やります!やらしてください!」 頭を下げた。凄い勢いで(笑) 「そうですか!よかった!ではお話をしましょうか。 お座りください?」 話の内容はこうだった。 男と偽る。 これからは歌の練習とダンスの練習。 今のところは、楽器やメンバーの作詞、作曲の手伝い、歌の合わせなどメンバーのことを支えることから。 「あと…は、メンバーが共同生活なのは知ってますよね?」 「はい!合宿場でしたよね。」 「あなたもその合宿場で一緒に暮らしてもらいたいんです。」
/142ページ

最初のコメントを投稿しよう!

146人が本棚に入れています
本棚に追加