日常っていうものが

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「え…。」 う そ 。 「ばれますよ!!メンバーにはばれていいんですか!?」 「それも避けたいんです。 でも別々だと…いま人気絶頂なので多忙で… 固まって行動のほうがやりやすいんです。」 「はぁ…。じゃあ引っ越し…。」 「大丈夫ですよ、味方もつけます。 合宿場の室長がいるんです。 私は室長を信頼してるので大丈夫ですよ。 室長にはもう話してあります。」 「わかりました…。」 なんか…楽しそうだわ。 ワクワクしてきた…鼓動が早くなってきた。 「では明日散髪に楽器の練習に…洋服などを買いに行ってください。」 「わかりました。では、また何かあったら連絡してもいいですか?」 「大丈夫ですよ。いつでも。」 なんか凄いスピードで普通の生活から変わってきてる…! 嬉しいなぁ。 それからは毎日が早く感じた。 楽器の練習も頑張っている。 もとから楽器音痴なので一生懸命…。 散髪の日も。 もとは鎖骨よりちょっと下くらい。 だからあまり悔いはなかった。 前はショートだったし。 美容師の人に、 似合いますね。って言われた。 素直に嬉しかった! これで当分過ごすんだから似合わなかったら嫌だもん。 そして…ついに メンバーとの対面の日が来た。
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