みんなで臨海学校!(前編)

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そして次の日。 学校の授業をつつがなく終えた俺達は昨日の約束通り、某デパートの水着売り場に訪れていた。 ちなみに香菜子さんお勤め先でもある。 毎回思うのだが、何かと用がある度にこのデパートに来ている気がするな。 まあこの田舎で全て揃うといったらこの場所くらいしないのだが、やはり極力香菜子さんには会いたくない。 だってあの人危ないもん。色々と。 まあ今日は不本意ながらも水着を買いに来たんだ。 ランジェリーショップお勤めの香菜子さんとは無縁の場所である。 と、思ったのだが、 「わぁ~。陽ちゃん来てくれたんだぁ。いらっしゃい!!」 香菜子さんが何故かそこにいた。 「あ、香菜子さんこんにちは」 「こんちは!!」 「……きたよ…」 しかも、これまた何故か3人とも知っているご様子である。 「あのー、なんで香菜子さんがここに?」 とりあえず俺は尋ねた。 「んぅ~?毎年夏は私はここにいるけど?」 そういう訳らしい。 「あ、でもココだと合法的に女体を触れるからってのもあるかなぁ!」 「あー…」 超納得。まさかランジェリーショップもこの理由で勤めているのかは疑問ではあるが、今回は問わないでおこう。ていうか『女体』って言い方少しエロいな……。
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