55人が本棚に入れています
本棚に追加
「化喰のバクだと!?そんなふざけた名前!!」
「おーっと、ふざけてなんかいないさ。私はいつだって真面目だよ。それよりキミの能力について話さなければならない」
「ふざけるなっ!僕がこんなことやるわけないだろ!!第一なんだよ!僕は…」
言いきる前にノアは叫んだ
「だーかーら!キミには拒否権は無いんですよ!!だって能力の条件である代価を支払ったのですからね!!」
「代価…だと?」
僕は尋ねた
「そう!!キミの代価は“人間一人を私に捧げる”ことさ!!これは私が決めたのだよ!こうすればキミは絶対協力すると思ったからさ!」
人間一人?
まて!!
まさか…
「おい、その人間一人って…」
「察しがいいようですね…そう、あなたの大切な人『詩音さん』ですよ!!」
最初のコメントを投稿しよう!