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「………ギロリ。」
ドラゴンゾンビがちくわマンを睨んだ。
ピンチである。
ちくわマン自体も非常にピンチだが、何よりこのままではドラゴンゾンビが主食になってしまう。
それはちくわマン的にも嫌過ぎた。
ドラゴンが足を上げると、パン佐江門が土佐江門になっていた。
もうパン系統は出ないのだろうか。
多分そうだろう。
コイツの名前がせめて食パン佐江門だったら希望があったのに。
とりあえずこのドラゴンを何とかしなければならない。
しかし、ドラゴンの口はもう目の前に迫っていた。
ああ、神様、どうしてあなたはこんなものに主食になるチャンスを与えたのでしょう。
ちくわマンは最後の抵抗に、ドラゴンの顔を殴ってやった。
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